サイアム・パラゴンで9月16日、バンコクと姉妹都市・友好提携協定を結んでいる都市を紹介するイベント「シスター・シティー・ウィーク2010」が開催される。主催はバンコク都。

　各都市との協力関係の強化やバンコク市民との友好、都庁の外交と都市間の協力によるメリットを広く知ってもらうために企画された同プロジェクト。今年は「よりよい生活のために」をテーマに16都市の関係者が一堂に集まる。

　同フェアでは芸術作品や手工芸品の展示、記念品の販売、ステージでの文化パフォーマンスなどを通じて各都市を紹介。各国の伝統料理のデモンストレーションと販売を予定する。16日には「姉妹・友好都市間の交流促進」をテーマに「知事・市長会議」を開く。

　参加都市は、ワシントンD.C.（アメリカ）、北京市と広東省潮州市（中国）、モスクワとサンクトペテルブルク市（ロシア）、ソウル（韓国）、ハノイ（ベトナム）、マニラ（フィリピン）、ブダペスト（ハンガリー）、ビエンチャン（ラオス）、ブリスベン（オーストラリア）、ジャカルタ（インドネシア）、アスタナ（カザフスタン）、ローザンヌ（スイス）。日本からは福岡県が参加し、ブースを出展する。

　「近くバンコク駐在員事務所をオープンする予定」という福岡県は、DVD上映、福岡県の観光地の写真の展示、アジアンビートイラストコンテストの投票、漫画家による似顔絵パフォーマンス、八女茶の試飲、県産品の展示・販売、博多ジャパンの小物・博多人形（花土鈴）などの販売、留学生サポートセンターのパンフレット展示、文化パフォーマンスなどを予定し、主に若者に向けて福岡をアピールする。

　開催時間は10時～20時。入場無料。今月19日まで。