バンコクで「歌舞伎錦絵展覧会」開催へ-初日は歌舞伎舞踊レクチャーも

舞踊家・振付師の坂東鼓登治さんによる「三番叟(さんばそう)」のワンシーン。

舞踊家・振付師の坂東鼓登治さんによる「三番叟(さんばそう)」のワンシーン。

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 日本の伝統芸術を紹介するイベント「歌舞伎錦絵展覧会」が12月8日、Museum of Siam : Discovery Museum(Sanam Chai Road TEL 02-225-2777)で始まる。

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 歌舞伎錦絵は、日本の伝統芸能「歌舞伎」が花開いた江戸時代に生まれた浮世絵のひとつで、人々はひいきの歌舞伎役者が描かれたこの多色刷りの木版画をこぞって買い求め、観劇の余韻に浸ったという。

 歌舞伎役者や演目の一場面など展示される作品は全部で21点。それら1枚1枚からは、当時の日本の庶民文化の一端を垣間見ることができる。

 初日は14時と18時30分の2回、それぞれ約1時間、同展のオープニング記念イベントとして坂東鼓登治さんら4人の舞踊家による歌舞伎舞踊のレクチャー・デモンストレーションを実施。「三番叟(さんばそう)」の舞のほか、歌舞伎化粧のデモンストレーションなどを披露する。

 2回目の舞踊のレクチャー・デモに先立ち、同日18時より開会式典を開催する。入場無料。

開館時間は10時~18時。月曜休館。今月20日まで。問い合わせは、国際交流基金バンコク日本文化センター(TEL 02-260-8560)梅枝(うめえだ)さんまで。

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