チャイナタウン近くのアイスクリーム店「タングー・ファン(Tongue Fun Ice Cream)」(Soi Yotse, Plubplarchai Road, Near Wat Thep Sirin)で現在、トムヤムクンなどの料理に使う鍋に盛り付けたユニークなメニュー「アイスクリーム鍋(Ice-cream hot pot)」(200バーツ)が人気を集めている。
同店は約3年前、店主のスラチャイさんが「一風変わったレシピで客の舌を楽しませたい」と開業した手作りが売りのアイスクリーム店。店舗面積は32平方メートル。オープンテラススタイルのわずか20席の店だが、毎日仕込むという多彩なメニューのアイスが評判を呼び、連日来店客でにぎわう。
これまでもライチやマンゴスチン、マンゴーなど旬を生かしたフルーツアイスや、ビール、ウオツカ、ブランデーなどのアルコールや栄養ドリンク剤「レッドブル」を混ぜた大人向けのアイス、ワサビフレーバーやギンナン入りの変わり種などを販売し人気を集めてきた。
アイスクリーム鍋は今年3月から始めた金曜・土曜・日曜限定のプロモーションメニュー。1スクープ25~30バーツのアイスを好みで8種類選べるほか、店が薦めるフレーバー1種類をサービスする。「来店客が驚く意外性のあるメニューを」と店主自らが考案し、中央の筒にはドライアイスを入れて熱々の白煙に見立てた演出を行う。
スラチャイさんは「多くのメディアに取り上げてもらえたことは狙い通り」と話す。「大勢で楽しそうに食べる姿が見られることがうれしい。いろいろな味を食べ比べてもらいたい」と笑顔を見せる。
営業時間は19時~23時。