ノボテル・スワンナプームエアポートホテルのレストラン「THE SQUARE」（TEL 02-131-1111）で現在、毎日10種類以上のライスメニューを提供するビュッフェ企画「Rice is Life」が行われている。同ホテルと米の製造販売会社Eamtip Riceの共催。

　シリキット王妃陛下の誕生月に開催する同イベント。王妃陛下は国内でタイシルク産業や稲作などへのさまざまな支援事業を展開されている。その中で「カーオクーチーウィット（Rice is Life）」というスローガンを掲げられていることから、このことにちなんで同企画のタイトルに採用した。

　食材には白や茶、赤など多彩なタイ産のジャスミンライスやもち米、玄米などを使い、国際色豊かな料理をビュッフェスタイルで提供。同ホテルのMerray Pattersonエグゼクティブシェフと館内の各レストランのシェフらが毎日約10種類以上の米メニューをそろえる。

　メーン料理は「レッドジャスミンライスのタロイモ入り五目混ぜご飯」「ゴジベリー（クコの実）と豚肉入りレッドジャスミンライス」「ブラウンジャスミンライスのチャーハン」「海南チキンライス」「ターメリックライスの蒸し鶏添え」「ジャスミンライスのスープ」 「パプリカのご飯詰め」「オリジナル電車チャーハン」など。

　このほか「3色のカーオニヤオマムアン（甘く炊いたもち米の上にざく切りの完熟マンゴーを載せココナツミルクをかけたおやつ）」「カーオニヤラムヤイ（竜眼を載せたもち米）」「ライスプディング」などのスイーツや米やフルーツを入れたカクテルドリンクも用意する。

　期間中は店内で、海外からの支援を受けながら持続可能な農業に関する技術や有機農法の普及などを行っているカオクワン財団（スパンブリー県）による多様な品種の米や稲の展示を行う。12日～14日に母親を伴った来店客に母の日のギフトとして米製の石けん「ジャスミンライスミルクソープ」を進呈。

　同ホテル広報部マネジャーのピヤラットさんは「このホテルでは多くの外国人をお迎えする。タイ米のPRにつなげたい」と話す。「米を使った肉料理や創作料理からデザートまで楽しんでほしい」とも。

　料金は、ランチ（11時30分～14時30分）＝599バーツ、ディーナー（18時～22時30分）＝899バーツ。8月31日まで。