セントラルワールドのCPN Tower1階で9月10日・11日、特別ゲストに日本の有名コスプレーヤーKipiさんを招いて「コスプレ衣装のワークショップ」が開かれた。主催はブラザー・コマーシャル(タイランド)。
今回で29回を数える日本のポップカルチャーイベント「コミックパーティー」内で開かれた同企画。会場には多くの地元コスプレーヤーらでにぎわいを見せ、タイでもネットを通じて知名度の高いKipiさんを写真に収めようとするカメラマンやファンがステージを取り囲んだ。
ステージでは普段からブラザーのミシンを愛用しているというKipiさんがこれまで作った衣装を披露。苦労した点や工夫した点を説明。その後、コンピューターミシンで実演。手慣れた手つきでファスナー付きのペンケースを数分で作って見せ、観衆からは喝采を浴びた。
同社の嶋社長は「私どもは日本で毎年開催されるコスプレワールドサミットでもスポンサーになっている。そういう縁もあり今回のイベントに参加させてもらった。タイではホビーとしてのミシンの需要が高い。ぜひタイのコスプレーヤーの皆さんにもブラザーの商品を使ってもらいたい」と話す。