タイスパ協会(Thai Spa Association)は1月1日、同協会の一部加盟店で対象プログラムが50%引きになる利用促進キャンペーン「HAPPY SPAING(ハッピースパイング)2009」を始めた。
エステやマッサージのサービスを提供する高級スパの多くは、外国人観光客をメーンターゲットにしているため、昨年末から続いた国内の政情不安の影響で外国人訪問客数が落ち込み、利用客減少への対応に迫られていた。
同キャンペーンには、同協会の加盟店から5つ星ホテルなどに出店し国内12カ所で展開する「Spa Cenvaree」や「Banyantree Spa Bangkok」など日本人に人気の高い16のスパブランドが参加。参加店は、割引を行なうことでタイ国内在従者など幅広い層に利用しやす料金でサービスを提供し、業績悪化に歯止めをかけたい考え。
割引の対象プログラムはアラカルト・トリートメントで、同協会運営のホームページで割引バウチャーをダウンロードし、プリントアウトしたものをキャンペーン参加店に持参する。利用したいスパには事前に電話での予約が必要。
昨年末に新規オープンしたホテル「Centara Grand at Centaral World(センタラグランド)」に出店する「Spa Cenvaree」では、「観光客の減少による影響はほとんど感じていない。新しくオープンしたばかりなので、多くの利用客がある」(PR担当マサヤーさん)という。「各種トリートメントやマッサージがパッケージになったコースメニュー(90分=2,000バーツ~)が15%引きになるプロモーションも実施しているので、ぜひ来店してほしい」とも。
実施は2月28日まで。問い合わせはキャンペーン参加店まで。