わかりやすいように日本語を交えながらタイ料理を教える「ケィー先生のタイ料理教室」(River Place, Sukhumvit Soi 41)が、日本人駐在員の妻らを対象に生徒募集を開始した。
1月上旬に開講したばかりの同教室はもともと、講師のサシトーン(ニックネーム=ケィー)さんがバンコク郊外の「ノンタブリ」でタイの若い女性をメーンに開いていたが、日本人を対象に出張タイ語講座を開く妹のサリントーン(ニックネーム=クン)さんの生徒らの間で口コミで広がり、約5年前から出張タイ料理教室を開くようになった。昨年末、クンさんがオフィスを開設したのを機に移転し、姉妹でコンドミニアムの1室約40平方メートルを共用する。
ケィーさんは「妹ほど日本語は上手ではないが、料理に関する説明はほとんど問題なく日本語でできる。実習後、講習生たちとおしゃべりしながらの食事は一番楽しい時間」と笑顔を見せる。「有名なタイ料理から普段タイ人が食べている家庭料理まで学べる。月ごとにメニューを替えていくので、あっという間にたくさんのレシピを覚えるはず」とも。
妹のクンさんは「自分のタイ語の生徒さんが、姉のタイ料理にも興味を持ってくれてうれしい」と話す。「昨年は日本でタイレストランを開くという人が約2週間、タイ料理を習いに日本から来た。今は男性のロングステーヤー(70)も通っていてびっくりしている。奥さん方に人気みたい」と笑う。
講習は、月曜~金曜の間で9時~11時または12時~14時のいずれかを週1回選べる。1コースは1カ月で計5回。1回2時間の講習で2品を習う。4回で全8品を実習し、5回目はバンコク市内の有名な市場に出かけ、おいしい食材の選び方や買い方を学ぶ。参加費は2,000バーツ(材料代も含む)。問い合わせはクンさん(TEL 081-825-3258、kung3bkk@hotmail.com)まで。