タイ国日本人会は12月2日、今月14日に開催を予定していた「日タイ交流ラムウォン盆踊り大会」の開催を反政府デモによる影響を理由に中止すると発表した。
インラック政権の退陣を求める反政府デモが続くタイ。政府は12月26日に国内治安法の適用地域をバンコク市内全域・周辺地域へと拡大し、期限も12月31日までの延長を決定していた。
同イベントは2年に1度実施される恒例行事。今年はプミポン国王陛下生誕86歳慶祝行事として、またタイ国日本人会創立百周年記念イベントのハイライトとして準備が進められてきた。
日本人会によると「在タイ日本人の安全面を配慮した苦渋の決断」としており、参加を予定していた企業や団体の関係者からは「延期にしては」「中止ではなく来年の開催を検討してほしい」などの声が寄せられているという。