バンコクで「日本映画祭」-桜や日本の春にちなんだ6作品上映へ

蒔岡シスターズ。「細雪」の一場面。©1983 東宝

蒔岡シスターズ。「細雪」の一場面。©1983 東宝

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 国際交流基金バンコク日本文化センターは3月20日~23日、セントラルワールド(BTSチッドロム駅前)7階のSFワールドシネマで日本の「桜」や「春」の情景が印象的な6作品を厳選した「日本映画祭2009『さくら、日本の春』」(日メコン交流年認定事業)を開催する。

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 上映作品は「夕凪の街 桜の国」(佐々部清監督、2007年)、「ハチミツとクローバー」(高田雅博監督、2006年)、「細雪」(市川昆監督、1983年)、「舞奴 Haaaan!!!」(水田伸生監督、2007年)、「花とアリス」(岩井俊二監督、2004年)、「クローズド・ノート」(行定勲監督、2007年)の6本。いずれも英語かタイ語の字幕が付き、タイ人や外国人も鑑賞できる。

 映画上映と並行して、会場ロビーには日本の魅力を紹介するブースを設置。そのほか、タイの旅行誌「Nature Explorer」の編集者で、日本の美しい自然の風景を数多く撮り続けるタイ人写真家ドゥアンダオ(Duangdao Suwunarungsi)さんが日本各地で撮影した桜の写真16点も展示する。そのうち1枚は縦2.3メートル×横3メートルに拡大し、その前で来場者が自由に撮影できるようにする。

 初日(20日)19時30分から、同映画祭のオープニングセレモニーを開催。オープニング作品の来場者に、入場券と引き換えに春らしい小さな菓子を進呈する予定。

 国際交流基金バンコク日本文化センター芸術交流部長の梅枝雅子さんは「春らしいシーンが印象的な映画の上映や、その前後にも会場ロビーに飾られた桜の写真やブースで提供する情報を通じて、日本の春が感じられるイベントになっている。家族やタイ人の友人と一緒に足を運んでみてほしい」と話す。

 上映日時は、20日=「夕凪の街 桜の国」(20時~)、21日=「ハチミツとクローバー」(14時~)、「細雪」(16時30分~)、「舞奴 Haaaan!!!」(19時~)、22日=「花とアリス」(14時~)、「夕凪の街 桜の国」(16時30分~)、「クローズド・ノート」(19時30分~)。入場無料だが、上映1時間前から入場整理券を発行する。

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