シーゲイト・タイ、「タイ・ロボカップ・サッカー」に170万バーツの支援

フォーシーズンズホテルで行われたヒューマノイド(人型)ロボットのデモ。

フォーシーズンズホテルで行われたヒューマノイド(人型)ロボットのデモ。

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 シーゲイト・テクノロジー・タイランドは5月19日、人型ロボットによるサッカー競技会「Thailand RoboCup Soccer Humanoid League 2009」を、タイロボット学会、NECTEC(タイ科学技術開発庁傘下の情報技術研究所)、FIBO(フィールド・ロボティクス研究所)らとともに支援することを発表した。

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 同社は世界的なハードディスク・ドライブ・メーカーのタイ法人で、タイの技術力向上を狙う同イベントに170万バーツを拠出し、知能ロボットの研究・開発費として学生をサポートするとしている。

 同イベントは、人工知能を備えた2台の人型ロボット使い、制限時間内により多くボールをゴールに入れることを競うコンテスト。毎年開催されており、世界大会に通じる予選となっている。

 来年2月13日に開催する次回大会に出場希望するチームを8月31日まで募集する。所定のエントリーフォームに必要事項を記載し、選考用のビデオとともに提出。書類とビデオにより審査の上、最終ラウンドに出場するチームを10月31日に発表する。最終ラウンドで優勝したチームには来年シンガポールで開催される「World RoboCup2010」への出場権と20万バーツの賞金を贈る。

 マヒドン大学工学部助教授のジャックリット・スッタポーン博士は「学生たちは高度の知識と技術を身につける必要があるが、このコンテスト若者の夢を現実にする可能性を秘めており刺激的」と話す。「ロボット工学を学ぶ学生たちの知識や想像力を高める良いチャンス。しっかりサポートしていきたい」とも。

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