バンコクに100円ショップ進出-「60バーツ均一」で5千アイテムを販売

海外初の店でもある「にほんのこものや」のスタッフ。

海外初の店でもある「にほんのこものや」のスタッフ。

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 セントラル・ラップラオ(Phaholyothin Road)G階に6月7日、日本全国で約750店の100円ショップを展開するワッツ(本社=大阪市東大阪市)が60バーツ(約170円)均一ショップ「にほんのこものや」タイ1号店をオープンした。

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 店舗面積は239平方メートル。店内に並ぶ商品は5,000アイテムを超える。すべてが日本の自社店舗で扱っている商品で、バンコク首都圏に住むアッパーミドルクラスのタイ人をメーンターゲットにすることから、特にクオリティーを重視して商品を選び輸入しているという。在留邦人の需要にも応えられるように、水引やプラスチックの容器など生活雑貨も多数そろえる。  

 海外進出にあたり、昨年6月から市場調査を本格化。シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、香港などを巡り、親日度の高さや日本食ブームであることなどが決め手となり、最初の出店地にバンコクを選んだという。

 同社タイ法人の取締役ゼネラルマネージャー稲田敏之さんは「良質の和雑貨を多数そろえた。タイは日本ブームにあるので、ここから商品を通じて日本の文化を発信できれば」と話す。「1年以内に5店舗のオープンを目指している。スクムビット地区にも出店を計画中で、在留邦人にも満足してもらえる店作りをしたい」と意気込む。

 営業時間は10時~22時。

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