「現代日本デザイン100選」海外巡回展-チェンマイとバンコクで開催

風呂敷をモダンテイストにしてノートPCのケースにデザインした九印フロシキの作品。

風呂敷をモダンテイストにしてノートPCのケースにデザインした九印フロシキの作品。

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 チェンマイ大学アートセンターで(Ninmaihaemin Road)で1月8日、日本人デザイナーによって生み出された優れたデザインの製品100点を集めた海外巡回展「現代日本デザイン100選(Japanese Design Today 100)」が始まった。主催は国際交流基金(JF)バンコク日本文化センター。

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 会場では家具、家電、照明、文具、食器、玩具などのプロダクトデザインを中心に、1990年代に制作されたデザイン92点とその原点ともいえる戦後の50年代に制作された作品13点を紹介する。

 出品アイテムは、武蔵野美術大学教授の柏木博さん、デザイナーの小泉誠さん、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーの紫牟田伸子さん、川崎市市民ミュージアム学芸員の深川雅文さんらの選定委員によって選ばれた製品。

 同エキシビションでは、「生活に身近な日用品のデザインは、人々の嗜好(しこう)や生活スタイルを直接的に反映する分野であり、本展の開催を通して、日本デザインの最新の傾向や特色を示すのみならず、日本文化の現況を紹介することを試みる」という。

 チェンマイでの公開終了後は会場をバンコクに移し、1月27日~2月6日、サイアム・ディスカバリーセンターでの開催を予定する。

 チェンマイでの公開時間は9時~17時。月曜・祝日休館。今月21日まで。バンコクでの公開時間は10時~21時で、いずれも入場無料。問い合わせはJF同センター(TEL 02-260-8560)まで。

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