BTSチッドロム駅前のセントラルワールド前広場(Rachadamri Rd., Pathumwan)で11月1日、恒例の特設ビアガーデンがスタートした。
例年であればそろそろ雨期が明けるバンコク。今年は続いた日中の雨の影響で、地上29メートルの巨大クリスマスツリーの完成が遅れているが、タイ最大のビアガーデンはすでに連夜盛況となっている。
熱帯のタイでは雨がほとんど降らなくなる乾期、夜の気温が20度前後まで下がりさわやかで過ごしやすくなるこれからがビール商戦の本番を迎える。シンハビール、ビアチャン、ハイネケンなど大手ビール会社では、タイ各地でビアガーデンを展開するが、同ビアガーデンがその中で最大規模となっている。
「クリスマスツリーの完成はもうすぐ。生演奏の音楽を聴きながら、おいしいビールやタイ料理をぜひどうぞ」(セントラルグループのドンラットさん)。11月21日18時からはイベント「クリスマスセレブレーション」も行われる。「きれいなイルミネーションでクリスマスムードを楽しんでほしい」(同)とも。
各種生ビール(80バーツ~)、ヤムウンセン(60バーツ)、ソーセージ(100バーツ)などのドイツ料理も提供する。客単価は1人約400~500バーツ。大みそかの新年のカウントダウンまで続く同ビアガーデンは、毎日5,000~10,000人の来場を見込んでいる。
営業時間は12時~22時。クリスマス、大みそかは24時まで。