ゲーテ・インスティテュート(Soi South Sathorn 1、TEL 02-287-2822)で3月1日・2日、ショパン生誕200年を記念したピアノコンサート「ショパン・リサイタル by 瀬田敦子 & 高橋敬一」が開催される。
「ピアノの詩人」と呼ばれるほど美しい旋律の作品を残したフレデリック・フランソワ・ショパン。生誕日には諸説あるが、この日1810年3月1日から200年を迎ることから、ショパンにちなんだイベントが世界各地で催される。
出演する瀬田さんは、大阪府出身で大阪音楽大学ピアノ専攻卒業。日本やヨーロッパの国際コンクールで数多くの受賞歴を持つピアニスト。現在はチェンマイ在住で、タイを拠点に日本やヨーロッパで活動している。特にタイでは、音楽教育やチャリティーコンサートにも情熱を注いでいる。
高橋さんも同大学を卒業し、教育助手として母校に勤務。1983年にヨーロッパに渡り、ウイーン国立音楽大学ロマンオルトナー教授に師事。以降日本各地や海外のコンサートに出演するほか、最近は瀬田さんとの共演する機会が増えている。
初日の演目は、「ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11」(ショパン)、「ピアノ協奏曲イ短調Op.16」(グリーグ)。2日目はジョイント・ピアノ・ソロ・リサイタルとし、「幻想即興曲Op.66」「ノクターン遺作嬰ハ短調」「ワルツ第10番ロ短調Op.69-2」「別れの曲」などを予定する。
両日とも開演は20時。入場無料は500バーツ(学生は半額)。チケットはサイアム・ディスカバリー5階のロビンソン・ピアノ・ショールーム(TEL 02-658-1080)で予約できる。