チェンマイ在住の邦人女性ピアニスト、バンコクでリサイタルへ

世界各地で活躍を続ける瀬田さん。

世界各地で活躍を続ける瀬田さん。

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 バンコクのゲーテ・インスティテュート(South Sathorn Soi 1)で3月12日、世界各地で精力的に活動を続けるチェンマイ在住のピアニスト瀬田敦子さんの「Atsuko Seta Piano Receital」が開かれる。

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 瀬田さんは、国内では1992年に日本クラシック音楽コンクール3位、1993年に全日本ソリストコンテスト・ベストソリスト賞、海外では1996年にマスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(イタリア)での優勝、2003年のIbla Grand Prize(イタリア)でヒナステラ特別賞を受賞するなど高い評価を受けているピアニスト。

 現在はチェンマイを拠点に、マスター講師として音楽家を目指すタイの選ばれた学生たちを指導しながら、JAFS(アジア協会アジア友の会)のチャリティーコンサートにも力を注いでいる。タイとヨーロッパを往来しながら、ポーランドやブルガリアなどのフィルハーモニーと共演するなど活躍の幅も広げている。

 今回のリサイタルでは、タイ人の間でも人気の高いショパンの作品から、「幻想即興曲」「スケルツォ第2番」「別れの曲(エチュードOp.10-3)」「黒鍵(エチュードOp.10-5)」「革命(エチュードOp.10-12)」「ノクターン遺作、嬰ハ短調/ポロネーズ第6番「英雄(ポロネーズ第6番)」を演奏する。

 瀬田さんは「バンコクでのリサイタルは初めての経験。とても楽しみにしている」と話す。「リサイタル第2部では、チェンマイで演奏した際に好評だった『津軽じょんがら節』『さくらさくら』など日本の曲も演奏する」とも。

 開演は20時。チケットは、一般=400バーツ、学生=200バーツ。ロビンソン・ピアノ(サイアムディスカバリーデンター5階、TEL 02-658-1080)で販売している。

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