昨年12月4日にセントラルワールド5階にオープンした家具専門店「ビンテージパッション(Vintage Passion)」(TEL 02-646-1470)のビンテージ風家具が、タイの若い世代を中心に人気を集めている。
同店の運営は、約40年前にタイで誕生し、モダンイタリアンスタイルの家具をメーンに国内に展開するS.B.ファーニチャー。本格的なアンティークではなく、明るくファッショナブルで女性的なイメージの「ビンテージ風」家具の新ブランドとして、顧客のニーズを反映して立ち上げた。
商品のラインは、「シャトースタイル」「ボヘミアンスタイル」「ファーミントンスタイル」「シーサイドスタイル」など、幅広いテーマで約1,000アイテムをそろえる。
インテリア雑貨は300バーツからで、家具も2万7,000バーツまでという価格で、女性やタイの若い世代に人気が高く、開店以来好調な売り上げを続けているという。
同様の商品はこれまで、チャトチャック公園のウイークエンドマーケットなどの小規模店で販売されていたが、大手メーカーが商品構成をテーマごとに体系化して、本格的に製造・販売を始めたのは同店が初めて。
ショールームを訪れていたOLのコイさんは「デザインが好き。自分の部屋に欲しいと思う商品がたくさんある。価格も決して高くないところがうれしい」と話す。
営業時間は10時~21時。