バンコク芸術文化センター(BACC、BTSナショナルスタジアム駅前)2階で現在、国際交流基金巡回展「現代日本の工芸展(Contemporary Japanese Crafts Exhibition)」が行われている。同基金バンコク日本文化センターとBACCの共催。
陶器、竹細工、漆、ガラス、石など幅広い素材を用いて制作された作品を展示する同展。タイ国内では昨年末、チェンマイ大学アートセンターでも展示を行い、会期中に多くの地元アートファンを集めている。
「華」「侘(わ)び」「鋭」「精緻」「歪(ゆが)み」「花鳥」の6つのテーマに分類された作品は、人間国宝の故・江里佐代子さんの作品などを含む全64点で、バンコクでも、1月14日の公開以来、タイの学生や外国人観光客のほか、多数の在留日本人も足を運んでいるという。
公開時間は10時~21時。月曜休館。入場無料。今月13日まで。