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タイで日本の震災被災者を励ます「日本語弁論大会」、開催迫る

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 BTSラジャダムリ駅近くのAUA(Rajadamri Road)2階大ホールで7月23日、東日本大震災の被災者支援事業として「日本震災被災者を励ますためのタイ人全国日本語スピーチ大会」が開催される。主催はチェンマイを拠点に、生活困難に直面した日タイ混血児支援、タイ地方教育開発、日タイ相互理解教育推進などの活動をする「タイ日教育開発財団(TJEDF)」。

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 同大会の開催にはタイ国日本語日本文化教師協会も協力。タイの日本専攻開設大学から11校、日本語開設高校4校、小学校1校から学生・生徒らが参加して日本語のメッセージで日本の被災者を励ます。この模様はインターネットを通じて生中継も予定する。

 当日はこのほかに、日本が長年支援を続けているスラムの小学生による励ましの歌、東北大学タイ人卒業生の励ましのスピーチや福島県内の避難所で医療活動にあたったタイ人医師団からの報告、岩手宮城の被災地を訪問したスラム出身の国際人権活動家でマグサイサイ賞受賞者のプラティープ女史による報告、宮城県議会震災対策特別委員長から会場への電話メッセージなどを行う。

 同財団の海老原智治所長は「タイ人の日本に対する思いを被災地に届けたいと開催に至った。当日は在バンコク日本人にも会場に足を運んでいただき、彼らの気持ちを受け止めてもらえれば幸い。ウェブでも世界中の日本人にも見てもらいたい」と話す。

 開催時間は13時~16時。入場無料(約600席)。ネット中継は日本時間の15時~。

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