バンコク・バンケーで改装中の複合商業施設、来年4月オープンへ

「Seacon Bangkae」に改装後の完成予想図

「Seacon Bangkae」に改装後の完成予想図

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 ショッピングセンター(SC)開発・運営会社「シーコン・バンケー」は7月7日、バンコクの西部バンケー地区で改装中の「シーコン・バンケー(Seacon Bangkae)」(Petchkasem Road)を来年4月に開業すると発表した。

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 同プロジェクトは、「フューチャーパークバンケー」として営業していた地上5階建て、延べ床面積30万平方メートルの商業施設を買収し、改装費30億バーツを投じて消費者のニーズに合ったSCへと再生するもの。当初の計画では今年初頭に新装開店を目指していた。

 「A NEW WAVE is Coming」をコンセプトに生まれ変わる同SC。外観にもウェーブ状のデザインを盛り込むほか、現代的なスタイルに自然光や吹き抜けを生かした設計で改装を進行中。13万平方メートルの賃貸スペースには約250店のテナントが出店を予定する。

 施設は、百貨店大手「ロビンソン」のほか、主要ブランド店、ファッション、アクセサリー、ギフトなどのショップが出店するショッピングゾーンの「Wow」、屋内と屋外の催しに対応するイベントゾーンの「Activities」、ファストフードから各国料理のレストランが出店する飲食店ゾーン「Variety」、エンターテインメントゾーン「Entertainment」の4ゾーンに分ける。

 「Entertainment」では、5000平方メートルのスペースに10を超えるシアターを展開するデジタル映画館「EGV」や16レーンのボウリング場「メジャーボウル」、海外の人気アトラクションも楽しめる屋内アミューズメントパーク「Yoyoland」などが営業。若者や家族連れなど多くの集客を見込む。

 PR担当ポーンティップさんは「すでに多数の有名店が出店を計画。インテリアも外装もデザインに優れており、バンコクでも最も先進的なショッピングモールになるはず」と話す。

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