サイアム・センター(BTSサイアム駅前)1階ゾーンアトリウムで8月8日~14日、自身の感性に任せて自由にペイントできる人形の展示イベント「CE(クリエイティブ・エンハンスメント)プラットホーム・トイ・フェスティバル」が開催され、多くの若者でにぎわいを見せた。
「エクスパータイズ・パートナーズ・インターナショナル」が製造する同商品。創造力の強化を目的とした教育用玩具でもあり、共通の形態の人形に自由にペイントすることで、個々の感性を表現することができる。高さは約25センチで、色は「ホワイト」(290バーツ)と暗闇でも光る「蓄光タイプ」(350バーツ)の2種類を用意する。
タイ生まれの同商品が今年、アメリカ・サンディエゴで開かれた「国際デザイナートイアワード2011」のベストDIYプラットホーム部門でトップ5に選ばれたことを受けて同イベントの開催に至った。
会場では自身の作品を持ち寄り、優れた作品に賞を贈るコンテストを実施したほか、国内の有名デザイナーと外国人デザイナーによる作品100体も展示。参加者に暗闇でピンクに光る同イベント限定バージョンを進呈したほか、通常版も特別価格で販売した。
サイアム・センター広報担当のチャナカーンさんは「顔の部分がスライドして2種類の表情を表現できるユニークなおもちゃ。2~3年前から一部の間で人気を集めてきたが、7月21日の国際賞受賞をきっかけに人気が爆発した」と話す。