トンローに9月24日、ガラス張りのキッチンで調理する職人の姿を見せる「ショーキッチン」が売りの日本料理店「旬の舞」（OPUSビル1階, Soi Thonglor 10、TEL 02-714-7589）がオープンした。

　「ジャパニーズフードテーマパーク」がコンセプトの同店は、日本で約200店を展開するそば・うどん店チェーン「家族亭」のFC店。運営は自動車部品大手ソンブーングループの食品部門ソンブーン・フード・アンド・ビバレッジで、同社初の飲食店事業となる。今後5年以内に5～10店ほどの展開を目指すとしている。

　投資額は4,000万バーツ。店舗面積330平方メートルのモダンジャパニーズスタイルの店内には80席を設ける。「すし・刺し身」「炭火焼」「揚げ物」「鉄板焼き」の各コーナーの職人技を直接または店内に設置されたテレビモニターを通じて見せ、五感で楽しませる。

　マグロ, サーモン、イカ、ハマチ、エビ、アジの握りの「すし盛り合わせ」、自身で好きなすしネタを巻いて楽しみながら楽しめる「手巻きずし」、「鶏の炭火焼ゆずソース」、「エノキベーコン巻きの炭火焼」などがタイ人客の人気を集めているという。そのほか、「串かつ」「天ぷら」「鉄板焼き」など120種類の料理を2時間制限のオーダーによるビュッフェ（大人＝680バーツ、小人＝340バーツ）で、サラダバーやドリンク、アイスクリームなどのデザートも提供する。アラカルトメニューも160～400バーツで用意。

　副店長のアチャラポーンさんは「当店は旬の素材を生かした和食店。日本の季節の料理を月替わりのメニューで提供していく。10月の海鮮丼フェスティバルはタイのお客さまにとって『エキゾチックだった』と好評だった」と話す。

　営業時間は、平日＝11時～14時（ランチセット）・18時～22時（ビュッフェ）、土曜・日曜・祝日＝11時～22時（ビュッフェ）。