タイ国鉄の関連アイテム販売コーナー、日本人鉄道マニアの人気に

タイ国有鉄道の庁舎。

タイ国有鉄道の庁舎。

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 今年に入り、タイ国有鉄道(SRT=State Railway of Thailand)庁舎1階(Ronmuang, Pathumwan、TEL 02-220-4681)にある鉄道関連商品の展示販売コーナーを訪れる日本人鉄道マニアが増え、同庁舎内で働く従業員の間で話題になっている。

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 同コーナーのある115号室は2年前、鉄道博物館設立準備室としてに実験的に開設されたもの。オフィスを改装した約36平方メートルのスペースでは、記念切符や古い切符、鉄道写真の絵はがき、制服のボタンなどを展示販売しており、これらを販売して得られる収益を将来の鉄道博物館設立に役立てるという。

 タイ国鉄資産分割部長のメッディニーさんは「オープン当初の来訪は地元の鉄道マニアだけだった。徐々に日本人観光客の数が増え、最近はかなり目立つ存在になっている」と日本人の鉄道好きに驚く。「フレームに収めた記念切符(999バーツ)や古い硬券(切符)セット(59バーツ)などが、日本人に人気の高いアイテム」とも。

 まだ鉄道博物館設立計画は事業化のレールに乗っていないが、バンコク中央(ホアランポーン)駅2階では、特設の展示スペース(非売品のみ)を設けリサーチを進めているという。

 115号室展示販売コーナーの営業時間は8時~14時。土曜・日曜定休。ホアランポーンの特設展示スペースの公開時間は9時~18時。

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