パタヤに観光新名所-人工の水上マーケット、連日外国人観光客で盛況

水路の周囲に伝統的なタイ様式の建築が軒を連ねる水上マーケット。

水路の周囲に伝統的なタイ様式の建築が軒を連ねる水上マーケット。

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 セントラルパタヤから約10キロメートルのロケーションに昨年11月オープンした「パタヤ水上マーケット(Pattaya Floating Market)」(ジョムティエン)が、外国人観光客を中心に連日にぎわいを見せている。

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 約60ライ(1ライ=1600平方メートル)の広大な敷地に設けられた同施設は、古き良きタイの文化に触れられるテーマパークとして、タイ政府観光庁をはじめ国内の新聞社やテレビ局などが主導で進めた大規模プロジェクト。主にヨーロッパ、オーストラリア、ロシア、中国、韓国、東南アジアからの観光客の来場を見込んでいる。

 昔のタイを再現した水路のある町並みは、4人乗りの木船(ガイドの船頭付き、45分間=200バーツ)に乗って移動できる。水上に建てられたチーク製の建物は約100軒。タイシルク製品、民芸品、タイの菓子などの土産物店になっており、建物周囲のウッドデッキではタイダンスやムエタイのショーも披露する。

 施設内では飲食店も充実させた。ほとんどのタイ料理メニューを楽しむことができる食べ放題(オーダー方式)が1人89バーツ、船上で食べられるクイティアオ(米製の麺)が25バーツ、とリーズナブルな価格で提供する。

 同施設のワニダー社長は「まだ施設はすべて完成していないが、完成は間近。日本人にはパタヤよりプーケットの方がビーチとして人気が高いが、ここがパタヤの新しい魅力になるはず」と自信を見せる。「日本語のガイドも用意しているのでぜひ遊びに来てほしい」とも。

 開園時間は10時~22時。ショータイムは、月~木曜=17時~18時、金曜・土曜・日曜・祝日=14時~18時。入場無料(施設完成まで。完成後の料金は未定)。問い合わせは同施設(TEL 038-706-340)まで。

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