MRTスクムビット駅上のビル「インターチェンジ21」の2階で10月26日、絵画、陶器などタイ・台湾・日本の知的障がい者による芸術作品を展示する3カ国交流展「しがらきから吹いてくる風」が開幕する。
障がい者の自立支援を行っている「しがらき会」(滋賀県甲賀市)、台湾の中華民国智障者家長総会、タイ国知的障がい者協会の共催で実施する合同企画展。芸術作品の展示を通じて障がい者への理解促進を図る。
「しがらき会」では昨年から、ヨーロッパ6カ国でも同様の巡回展を継続中。ヨーロッパでは、障がい者の芸術を「アール・ブリュット」(フランス語、生の芸術=正式な美術教育を受けていない者が、自然に表現した作品)と呼び、高い評価を受けるようになってきているという。
初日は9時30分から、3カ国の関係者らを迎えてオープニングイベントを開催。公開時間は10時~18時。入場無料。11月16日まで。