亀田製菓（本社＝新潟市）とタイ現地グループ会社「KAMEDA-STC」（本社＝サムットプラカーン県）は2月14日、アジア大手流通業「DKSHグループ」との間でタイにおける販売代理店契約を締結した。

　米菓を世界に広げる「グローバル・フード・カンパニー」の実現を目指している亀田製菓グループ。今回、タイなどアジア市場に流通ネットワークを持つDKSHと契約を結び、KAMEDAブランドの商品を販売。アジア市場に向けた新商品の共同開発にも取り組むとしている。

　亀田製菓の田中通泰社長は「タイをはじめアジア市場の米菓市場は今後も高い成長が見込まれている。DKSHと共に、まずはタイでの市場獲得を目指し、今後ベトナムやミャンマーなどにも販路を拡大していきたい」と意欲を見せる。