タイのKFC、バーガー市場に本格参入-新商品を続々投入

「タイの原宿」とも呼ばれる若者の街「サイアムスクエア」での新製品発売記念イベント会場。米国大統領選のパロディーTシャツなどが当たるゲームも行われた。

「タイの原宿」とも呼ばれる若者の街「サイアムスクエア」での新製品発売記念イベント会場。米国大統領選のパロディーTシャツなどが当たるゲームも行われた。

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 「ヤムレストラン・インターナショナル(Yum Restaurants International)」(バンコク市)が展開する米国系ファストフード「KFC」の国内全店で2月6日、同店としては初となるチキンを使わないハンバーガーの新商品「シュリンプ・フィット・バーガー(KFC Shrimp Fit Burger)」の販売を開始した。

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 若者の街「サイアムスクエア」(BTS駅サイアム駅前)の特設ブースでは、「変革(CHANGE)、投票にはKFCバーガーを」と銘打った同商品の発売記念イベントを開いた。当日は、商品の説明やノベルティー商品が当たるゲームなどを行い、タイの若者たちを前に華々しいデビューを飾った。

 同店では昨年後半、チキンを使用したハンバーガー3種類を新たに投入。いずれも好評で、国内ハンバーガー店市場におけるKFCの昨年1年間のシェアを25%に押し上げた。KFCマーケティング部によると「2009年はハンバーガーの年」と位置づけ、今後3年以内にフライドチキンとハンバーガーでトップを目指す」という。

 同商品(59バーツ)は、KFC特製の衣をつけて揚げたエビのすり身、11種類のハーブを使用したマヨネーズベースのエビ子入りオリジナルソースとレタスをサンド。店頭では当分の間、ペプシコーラ付きで59バーツで販売する。

 同社コミュニケーション部のクンさんは「たっぷりのソースとエビの食感が絶妙。おいしいのでまずは食べてみて」と話す。「今後も新商品を投入予定。まだどのようなハンバーガーかは発表できない。楽しみにしてほしい」とも。

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