バンコクの国際展示場「インパクト・チャレンジャーホール」（Muang Thong Thani）で6月20日、東南アジア最大級のカスタムカー、チューニングカーの祭典「Bangkok International Auto Salon（バンコク・インターナショナル・オートサロン）2013」が開幕する。スポーツ専門メディア「サイアム・スポーツ」と、日本の雑誌「OPTION」のタイ版を発行する出版社「インスパイア・エンターテインメント」の共催。

　「東京オートサロン」と正式なライセンス契約を結ぶ同イベント。展示スペースは昨年の2倍の4万平方メートルと規模を拡大し、「デザイン・バイ・イマジネーション」をテーマに開催する。開催費用は3億バーツに上るという。

　会場は日本や欧州の自動車メーカー各社のブースのほか、コンセプトカーやチューニングカーなどを展示するスペース、エアロパーツパーツ、チューニングパーツの展示スペースなど3つのエリアで構成。

　「日産TOP SECRET SUPER GTR 1200」「トヨタ86 TOM'S」「マツダRX-8ナイトスポーツ」「スズキ・スイフトスポーツType Zero Top Fuel」「BMW グランクーペ 3D Design Edition」「ホンダ CR-Z MUGEN RR Concept」など、「東京オートサロン2013」で出展された車両も50台以上展示する予定で、「トミーカイラ」「エーエムエス」「タナベ」「ブリッド」「ギブソン」など日本ブランドのブースにも注目が集まる。

　車以外にも注目を集めるのが、レースクイーンやコンパニオン。「東京オートサロン」のイメージガール「A-Class 2013」も来場するほか、「A-Class タイランド」を決めるコンテストも開催しイベントを盛り上げる。 レースクイーンなどが目当てのファンの来場も多数見込まれる。

　広報担当のティーダーラットさんは「ヨーロッパやアジア太平洋地域を中心に15カ国で広報活動を展開するなど、イベント成功に向けて昨年の開催直後から準備を進めてきた。今年は国内外から延べ100万人以上の来場を見込んでいる」と期待する。

　開催時間は12時～21時30分（土曜・日曜は11時～）。入場料は100バーツ。今月30日まで。