バンコク市内を中心とした小学校約800校に無料配布するアジア小学生新聞「Jump in the Earth(ジャンプ・イン・ジ・アース)」の第1号が5月20日、発行された。
同紙はアジアで子ども向けメディア事業や、キャラクターを活用したキッズマーケティング事業を手掛ける「トキオ・ゲッツ」(本社=東京都渋谷区)が発行する「ASIAN ELEMENTARY TIMES」のタイ版。2013年にインドネシアで創刊し、2014年12月には台湾版もスタートした。タイでは同社の現地法人TG BANGKOKが運営を行う。
内容は自然の不思議に迫る科学記事、日本でも人気のサイエンスプロデューサー米村でんじろう先生の実験記事、数字クイズ、英語力を養うコンテンツなど。B4判フルカラー4ページで、言語はタイ語と英語。第1号は約6万部を発行した。
同社によると今後、月刊での発行が決定しており、タイの子ども市場をターゲットとする企業の広告掲載料を制作費に充てる。子どもをターゲットとしたイベントプロモーション、マーケティング調査などのコーディネートも行うという。