タイ各地で「ローイクラトーン祭り」-バンコクはクルンテープ橋などで灯籠流し

アユタヤ遺跡公園内のローイクラトーン祭り。(写真提供:タイ政府観光庁)

アユタヤ遺跡公園内のローイクラトーン祭り。(写真提供:タイ政府観光庁)

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 チャオプラヤー川に架かるプラームペード橋の公園やグルングテープ橋~グルントン橋の周辺の広場で10月31日~11月2日、タイの灯籠(とうろう)流し「ローイクラトーン祭り」が開催される。

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 ローイクラトーンは、陰暦12月の満月に行われるタイの伝統行事。この儀式には自らの罪を洗い浄め、川の女神コンカーへ川を汚したことを謝罪するという意味があり、タイ各地の川や水路などのほとりで行われる。地方によって趣向はさまざまで、スコータイの「ローイクラトーンろうそく祭り」、チェンマイの「イーペン祭り」、タークの「ローイクラトーンサーイ祭り」、アユタヤの「バンサイ芸術センターローイクラトーン祭り」などが有名。

 タイ国政府観光庁では今年、これらのイベントを「水面が七色に輝く時、ローイクラトーン祭り」と題し、積極的にホームページなどで案内し観光客の誘致を行ってきた。

 バンコクの同祭りでは、タイの伝統衣装を着たスタッフらが、地元の若者や観光客らを出迎える。会場では照明で飾った船の行列を観覧できるほか、灯籠流しにも参加できる。夕方からタイ料理の屋台も並ぶため食事も楽しめる。

 チャオプラヤー川周辺での開催時間は19時30分~22時。観覧無料。問い合わせはタイ政府観光庁(TEL 1672)まで。

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