アユタヤで「ソンクラーンフェスティバル」-水掛けにゾウも参加

アユタヤ遺跡内で行われる象による「水掛け祭り」

アユタヤ遺跡内で行われる象による「水掛け祭り」

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 アユタヤ県の世界遺産公園やバン・パイン宮殿などで4月13日~15日、タイ正月の恒例行事「アユタヤ・ソンクラーン・フェスティバル(水掛け祭り)」が例年通り開催される。

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 ソンクラーンは、崇敬されている仏像に水を掛けて清める伝統的な儀式で、タイの主要行事の一つ。タイ全土の路上では、水鉄砲やバケツを使った激しい水掛け合戦も見られる。

 今年もバンコクでは反政府デモが激化。市内で開催を予定されていたイベントが一部中止になるなど、2年連続で祝賀ムードに水を差すこととなったが、バンコクから北へ車で約1時間の同地では、道行く人々に水を掛け合い、老若男女による盛り上がりが予想される。

 有名寺院ウィハーン・プラモンコン・ボピット前や遺跡内の各地で、モン族の伝統儀式である竹おけを使った仏像の水浴やモン族の旗行列、モン族料理の試食、ゾウと人間が一緒になって楽しむ水掛けなど、さまざまな催しを行う。

 一方、在タイ日本大使館ではバンコクでの反独裁民主戦線(UDD)によるデモ行進に伴い、「タイに渡航・滞在する方は、大使館による安全情報や報道など最新情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないようにしてほしい」と呼びかけ、注意を喚起する。  

 ソンクラーン期間中の各地のイベント情報は、タイ政府観光庁のホームページでも確認できる。

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