旅行作家・下川裕治さんの講演・サイン会、延期に-反政府デモの影響で

「タイ語の本音」(下川裕治著)の表紙のアートワーク。

「タイ語の本音」(下川裕治著)の表紙のアートワーク。

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 バンコク伊勢丹の紀伊国屋書店で4月25日に予定されていた、新刊「タイ語の本音」著者・下川裕治さんの講演・サイン会「東南アジアで暮らすチカラ・旅するチカラ」が5月以降に延期された。同書を出版するバンコクポルタ(本社=Silom Road)が今月19日に発表した。

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 延期は、バンコク伊勢丹などが出店するセントラルワールドプラザなど、ラチャプラソン交差点一帯が、反政府デモによる影響で臨時休業に追い込まれていることを受けてのもの。

 同書は、著書「12万円で世界を歩く」(朝日文庫刊)や「5万4千円でアジア大横断」(新潮文庫刊)などで知られる旅行作家、下川さんの1999年の作品「タイ語でタイ化」の改訂版。10年の年月を経て急速に変化した現代のタイを反影した。最終章では、バンコク在住日本人による「タイ語の本音コラム」も掲載し、今のタイ・バンコクの雰囲気を伝える内容になっている。

 同社営業局広告部の井芹二郎さんは「当書はバンコク限定出版という新しい試み。3月末に予定通り発刊したが、イベントの延期はとても残念。現在5月以降の開催で再調整している」と話す。

 AB判288ページ。価格は290バーツ。同店のほか、東京堂書店、ブックオブワールド・プロンポン店などで販売中。問い合わせは井芹さん(bangkokjiro@gmail.com)まで。

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