タイ風おかゆ専門店の甘い「ミルクがゆ」、バンコクで人気に

オーナーのワンワナットさんと父のラークラッパナノンさん、店内で

オーナーのワンワナットさんと父のラークラッパナノンさん、店内で

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 今年8月8日、BTSチョンヌンシー駅前のオフィス街の一画にオープンしたおかゆ専門店「MILK JOOK(「ミルクがゆ」の意味)」(I-RESIDENCE1階、TEL 02-234-5108)が、昼や夕方などのピーク時には行列ができるほどの盛況ぶりで話題を集めている。

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 同店は、中華系のタイ女性ワンワナットさんが味に自信のジョーク(ドロドロになるまで煮込んだおかゆ)を皆に楽しんでほしいと開いたもの。約20平方メートルの店内には2人がけのテーブル8卓、カウンター席4席を設け、カフェのようなおしゃれな内装がオフィス街にマッチしている。

 無菌豚を使うなど、素材へのこだわりはレストランを経営し食材の品質に厳しい両親の影響だという。干したカキやホタテと一緒に4時間ほど煮込む製法は、70年前にチャイナタウンでジョーク店を営んでいた祖父と同じで味は濃厚。

 メニューは、豚肉の入ったシンプルなジョーク(80バーツ)から、エビやホタテのシーフード入りでピータンを加えたジョーク(150バーツ)まで8種類、そのほか店名にもなっているミルク入りで甘いジョークは、果物やナッツなどトッピングが選べ全4種類50バーツ均一となっている。

 「縁起がいいと聞き北京五輪の開会日にオープンした。こんなに多くのお客さんに支持されてうれしい」(ワンワナットさん)。「普通のジョークもデザートのジョークもおいしさに自信がある。甘いジョークはミルク入りでちょっと変わっていると思われるかもしれないが、リピーターが増えている。ぜひトライしてほしい」(同)とも。

営業時間は7時~14時、16時~21時。

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