「バンコク姉妹都市週間」閉幕-福岡県庁ブース盛況に

福岡県庁のブース

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 サイアム・パラゴンで開かれていたバンコク都庁主催の姉妹都市を紹介するイベント「シスター・シティー・ウィーク2010」が9月19日、連日多くの来場者を集め盛況のうちに閉幕した。

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 「よりよい生活のために」をテーマに開かれた同フェア。各都市との協力関係の強化やバンコク市民との友好、都庁の外交と都市間の協力によるメリットを広く知ってもらうために企画されたプロジェクトで、開催は今年で4回を数える。

 福岡県をはじめ、ワシントンD.C.(アメリカ)、北京市と広東省潮州市(中国)、モスクワとサンクトペテルブルク市(ロシア)、ソウル(韓国)、ハノイ(ベトナム)、マニラ(フィリピン)、ブダペスト(ハンガリー)など16都市が一堂に集まった。

 福岡県庁のブースでは、特産品の展示や「福岡擬人化!イラストコンテスト」の投票を受け付けり、プロのイラストレーターが似顔絵をその場で描いたりするなどで最も多く集客しにぎわいをみせた。特設ステージでは三味線を披露し、福岡の伝統文化もアピールした。

 福岡県の東南アジアでのPR活動を統括して支援している、自治体国際化協会シンガポール事務所次長の佐田昌彦さんは「福岡県は10月12日にバンコク事務所の開所式を行う。文化交流を積極的に進めてきた。これからは農産物の一層の売り込みや企業のタイ進出支援など、ビジネス面での結びつきの強化を目指したい」と話す。

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