光岡自動車がタイに生産拠点-ASEAN地域中心に販売へ

「ガリュー(我流)」を展示する光岡自動車のショールーム(ラマ1世通り)

「ガリュー(我流)」を展示する光岡自動車のショールーム(ラマ1世通り)

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 富山県に本社がある光岡自動車は9月15日、これまでのタイ国正規輸入代理店だったヨントラキットとの間で、同社生産設備を使い生産・輸出などを行う合弁事業を確立したことを発表した。

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 「小さな工場には夢がある」をキャチコピーに、「オロチ」「ヒミコ」など個性的なデザインの自動車を生産・販売してきた同社。4年前からヨン社の技術者を日本に招くなど技術交流を深め、現地生産の準備を進めてきた。

 設立したミツオカ・モーター(タイランド)では、タイに生産拠点を置くことで、関税が優遇されるASEAN地域や自由貿易協定(FTA)を結ぶインドなどを中心に販売を行っていく。現地生産を行わないライバルメーカーの輸入車に対して価格面で競争できるとしている。

 当初はコンパーチブル車の「ヒミコ」と4ドアセダンの「ガリュー」を15人規模の人員で生産し、タイ国内では320万~370万バーツで販売する。今後「オロチ」や「ビュート」など生産車種を増やしていく計画だという。

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