「バンコク芸術文化センター（BACC＝Bangkok Art and Culture Centre）」（BTSナショナルスタジアム前）で10月1日～3日、内外の有名ジャズ音楽家によるコンサートとワークショップを行うイベント「Jazz Up Bangkok Festival 2010」が開催される。

　タイの若手アーティストや音楽を目指す若者に、ワールドクラスの良質のジャズを体験させることを目的に開く同フェス。世界的に活躍するオランダ人ジャズアーティスト16人と国内で活躍中のタイ人アーティスト14人が館内にある大小のホールで18の公演を行う。

　ワークショップでは、参加アーティストらがピアノやサックス、トランペット、ベースギターなどの各楽器や歌い方のテクニック、即興演奏の仕方や感情表現などを教える。

　主な出演者は、現在ニューヨークで、トリオで活動中のジャズピアニスト・ピーター・ビーツさん、ヨーロッパの女性マイルスと呼ばれるほどマイルス・デイビズに影響を受けながらも、ヒップホップやダンスミュージックなど幅広い音楽性もみせるトランぺッター・サスキア・ラルーさんなど。

　開催時間は10時～22時30分。入場無料。プログラムの詳細はサイトで確認できる。