バンコクの英字フリーペーパー「BK Magazine」編集部が市内のレストランから3~5つ星クラスの店を選ぶ恒例の特別編集号「TOP TABLE 2011」が3月25日、発行された。
4月1日で創刊10周年を迎える同紙は、ファッションやグルメ、旅行、書籍などを紹介するライフスタイルマガジン。香港に拠点を置くシティメディアグループによる週刊紙で、「HK Magazine」(香港)、「SH Magazine」(上海)、「I-S Magazine」(シンガポール)などアジア各都市でも展開する。
バンコクを「市街地」「サイアム」「戦勝記念塔/アーリー」「セントラル」「スクムビット上位」「スクムビット下位」「カオサン」「トンロー/エカマイ」「リバーサイド」「ナラティワート」「その他」と11のエリアに分け、和食、中華、イタリアン、フレンチなど幅広いジャンルから味やサービスに優れた121店をレビュー付きで紹介する。
日本料理では、「山小屋ラーメン」を含む約10店が選ばれているほか、フレンチシェフ奥田祐也さんがエグゼクティブシェフを務めるフレンチ「MA DU ZI by YUYA」、日本人経営の創作料理店「SONIE'S」など日本人の活躍が目立つ。
同紙編集員特集担当のニック・メジャーさんは「当紙では『ワイン』『パブ』『IT製品』などさまざまな特集号を発行しているが、『TOP TABLE』は私たちにとって最も特別な企画。クライアントにこびることなく、時間と費用をかけ、食べ歩いて選んだ薦めたい店ばかり」と自信をみせる。
同紙は市内のレストランやホテルなどで配布しているが、ホームページからもダウンロードもできる。