クイーンシリキット・国立コンベンションセンター（Rachadapisek Road）で12月12日、ギフト用品の展示即売イベント「THAILAND BESTBUYS 2008」が始まった。

　同展は、新年用の贈答品需要に合わせ開かれる恒例行事で、今回はギフトやアクセサリー、グリーティングカード、インテリア雑貨、玩具、ヘルス用品など約700ブースが出展。「良い品を最良の価格で」をコンセプトに大幅な値引きを行い、毎回多くの来場者を集める。主催者によると今年も例年通り20万人以上の動員を見込んでいるという。

　来場者の多くは地元のタイ人だが、農村部からの参加で手工芸品や食品などOTOP（一村一品）製品を販売するブースでは、土産物を求める外国人観光客の姿も見られる。

　「MIYAKO」ブランドを展開する食器メーカーのタイ人スタッフは「毎年出展している。普段の価格の50～70％引きで提供し、売れ行きは好調」と喜びの笑顔があふれる。今回が初めての出展というニット専門店の女性オーナー（24）は「自分の店はこの4月に開いたばかり。この2日間で普段の2～3カ月分売れた。こんなに売れるとは」と驚きの様子を隠せない。

　開催時間は10時～20時。入場無料。今月21日まで。問い合わせはN.C.C Exhibition Organizer（TEL 02-230-4222）ワチャラーさんまで。