バンコクの「カニ・フェス」に300店出店-カニ料理コンテストも

「キンプー・ドゥータレー9」の来場者

「キンプー・ドゥータレー9」の来場者

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 セントラルプラザ・ラマ2(Rama 2 Road)のセントラルパークで7月19日、9回目となるカニ祭り「Crab Festival キンプー・ドゥータレー(海を見てカニを食べようの意味)9」が開幕した。セントラルプラザ、タイ国政府観光庁バンコク事務所、バーンクンティアン区の共催。

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 レストランやホテルからブースを出展したのは300店。約1000種類のメニューが並ぶバンコク最大のシーフードフェス。カニや魚の豊かな漁場、エビの養殖などで知られるバーンクンティアンの観光促進と都内の飲食業の支援を目的に開催する。

 会場では有名レストランによるカニ料理のデモンストレーションやカニ料理コンテストなども開催。期間中は毎日夕方から、タイの有名アーティストによるミニコンサートで盛り上げる。

 ブースではバンズでソフトクラブのフライとクリームソースを挟んだ「カニバーガー」や「プー・パット・ソースカイケム(カニの塩漬け卵ソース炒め)」「プー・オップ・ウンセン(カニと春雨の土鍋蒸し)」「プーロン(ココナツミルクで煮込んだカニのシチュー)」などの人気タイ料理、レストランならではのメニュー、マンゴーとパッションフルーツの特製ドレッシングで食べる「カニとアボカドのサラダ」など、さまざまなカニ料理が並ぶ。

 セントラル・パッタナーPR担当のスックワサーさんは「皆さんが楽しみにしている恒例イベント。今年は来場者にしっかり成長したカニを食べることを呼び掛けるキャンペーンも実施している」と話す。「地元シーフードレストランによるパレードも見どころ」とも。

 期間中、2,000バーツの買物ごとに1枚、都内の有名レストランでメニュー1点分として使えるクーポンを進呈。同イベントで上がる収益の一部を漁業資源の保護のため、稚カニの放流費用に充てる。

 開催時間は10時~20時。今月24日まで。

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