タイ児童によるアイスバーの棒を再利用したアート作品コンテスト開催

コンテスト予選の様子

コンテスト予選の様子

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 バンコクのサイアム・パーク・シティー(Suan Siam)」(Suan Siam Road)で12月18日から、アイスバーの木製スティックを利用したクラフト作品コンテスト「スモールスティック・ビッグミラクル」の決勝進出作品が公開される。主催は「WALL」ブランドのアイスを販売する「ユニリーバ・タイ・トレーディング」。

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 2回目の開催となる同企画。今回は12月5日に干支(えと)の7周期にあたる84歳を迎えるプミポン国王陛下をたたえ、「ランド・オブ・ファーザー(国王)」をテーマにタイを象徴する建物を作品の課題とした。

 参加対象は6歳~12歳までの児童。学校単位の共同作品が100店以上出品され、10月から「北部」「東北部」「中央部」「南部」の4ブロックで決勝に進出する作品の予選を行っている。

 決勝作品は12月28日まで同会場に展示されるほかフェイスブック上のプロジェクトサイトで公開され、一般からのネット投票を受け付ける。各賞合わせて総額50万バーツ以上の賞金を贈る。各賞は来年1月12日の授賞式とサイトで発表する。

 コンテストと同時に今回、決勝に出場する生徒らによる共同作品を制作し展示。50万本以上アイスのスティックを再利用して縦16メートル、横9メートルの巨大なタイの地図を作り、39万6000本のスティックを使ったアメリカ人による現在の世界記録作品から記録更新を目指す。

 同社広報担当のアランヤさんは「ギネスの記録に挑戦して歴史を作る。イベントを通じて子どもたちがリサイクルの大切さや作品を創造する喜びを知る契機になれば」と期待を込める。

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