ムアントンターニーのレイクサイドで6月30日、ドリフト走行の格好良さで勝敗を決める競技「2012年D1グランプリタイ王国ナショナルシリーズ」が開幕する。出版大手インスパイア・エンターテインメントとスポーツ専門メディア「サイアム・スポーツ」の共催。
4輪を滑らせながら車をコントロールする高度なテクニックを競い合う同シリーズ。2013年のD1ワールドカップ開催を目指すD1コーポレーション(本社=東京都新宿区)の世界戦略の一環で開催されるもので、タイのほか東南アジア各国、ロシア、韓国、中国での開催を計画している。
競技規則は日本と同じルールを採用。第1戦と第2戦が6月30日・7月1日、第3戦と第4戦が9月8日・9日に開催を予定。11月10日の第5戦の翌日には、スペシャルマッチを企画。今村陽一さんや野村謙さんら日本のD1GPトップ8の選手が招待され、タイ王国のトップ8の選手との「ガチンコ対決」を繰り広げる。
ナッタポンさんは「日本がオリジナルのイベント。日本で開催予定のワールドカップ出場権を懸けた熱戦に注目してほしい。競技だけでなく日本人ドライバーによるドリフトカーショー、日本のバンドによるコンサートなども見どころ」と話す。
同イベント第1戦・第2戦の開催時間は12時~20時。入場料は200バーツ/300バーツ。第3戦以降の詳細は公式サイトで発表予定。