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バンコクで髪の毛アート作品展「希望の髪 :新たな始まり」開催

がん患者の髪の毛で制作した作品

がん患者の髪の毛で制作した作品

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 バンコクの「ARDEL Gallery of Modern Art(アーデル・ギャラリー・オブ・モダンアート)」(Borommaratchonnani Road)で現在、人間の髪の毛を編んで制作したアート作品展「Hair for Hope : The New Beginning(ヘア・フォー・ホープ)」を開催している。

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 同展は芸術分野で定評のある国立シラパコーン大学の卒業生で、国内をはじめ海外のコンテストでも受賞経験を持つ女性作家イムハタイ・スワッタナシンさんの個展。展示する11点の作品には、がん患者から提供された髪の毛を使い「誕生」「老い」「痛み」「死」など生命のサイクルや「命のはかなさ」を表現しているという。

 イムハタイさんは「がん患者にとって脱毛は気分を落ち込ませることだが、終わりを意味するものではなく、新たなはじまりであることを伝えたかった。作品は希望を与えるもので、病気と立ち向かう心を持ってもらいたい」と話す。「がん患者への支援、支援の機会の創出に少しでもつながれば」とも。

 営業時間は10時30分~19時(日曜は17時30分まで)。月曜休館。入場無料。今月30日まで。

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