量販店「ビッグCスーパーセンター」の市内10店で4月30日、チャイパッタナー財団ブランドの調理せずすぐに食べられる「缶入りご飯・パットパット（Pat Pat Rice）」の販売が始まった。

　同財団は国王陛下の意思に基づき創設、国民の生活の質の向上を図ることを目的に王室プロジェクトの推進のほか、さまざまな開発計画の支援も行っている。

　同財団は2011年の大洪水で被災した農家を支援し、無農薬米プロジェクトを実施。そこで生産された米を使って開発した商品が「パットパット」で、同財団事務局では同商品を販売することで農民の収入アップにつなげたいとしている。ビッグCは同財団の活動を支援する立場から販売チャネルを提供する。

　投入した商品は「ブラウンライス」（30バーツ）、庶民のおかずとして人気の高い揚げイワシ入りの商品「ライス・ウィズ・フライドサーディン」（35バーツ）。揚げイワシ入りの商品はスパイシー味、ガーリック＆ペッパー味、バジル味、黒オリーブ（塩）味の4種類を用意する。

　内容量150グラム。取り扱いは現在、ビッグCのラジャダムリ店、ラチャダピセーク店、ラップラオ店、ラムイントラ店、オンヌット店、チェンワッタナ店、ペッカセーム店、ラッタナーティベット店、バンヤイ店、ティワーノン店。