バンコク市内の街灯、1時間消灯へ-「アース・アワー」への賛同で

市民に「アース・アワー」の活動で消灯を呼び掛けるバナー。

市民に「アース・アワー」の活動で消灯を呼び掛けるバナー。

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 バンコク市は、2007年にシドニーで始まった環境キャンペーン「アース・アワー(Earth Hour 2009)」に賛同し、3月28日20時から1時間にわたって市内各地の街灯を消灯する。

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 同キャンペーンは、都市や街が同じ時間帯に消灯することで、省エネと地球温暖化防止の重要性を訴える啓蒙運動。バンコクの参加は今回で3回目。今年は世界で47カ国、680の都市が参加を表明している。

 市内で消灯するのはシーロム通り、ラチャダピセーク通り、ペッブリー通り、カオサン通り、ヤワラート通り(チャイナタウン)の街灯。バンコク都庁や王宮などの施設も消灯するという。

 バンコク市によると「昨年は消灯した1時間で通常の30%にあたる1,348メガワットの電力消費を削減した。消灯される通りでは信号もスイッチを切るため、警察と連携し安全確保を行う」としている。

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