バンコクのレストランにお好み焼きコーナー新設-日本食人気背景に

懐かしさを大切にデザインした新お好み焼きコーナー。

懐かしさを大切にデザインした新お好み焼きコーナー。

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 スクムビットソイ26のレストラン「階(きざはし)」(Soi Athakavee1, Sukhumvit Soi 26、TEL 02-258-9126)は11月15日、店内2階にお好み焼きコーナーを増設し、新装オープンした。

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 新たに加わったお好み焼きコーナーには、テーブル6卓、8人用の座敷の個室3部屋の計48席を設け、全席ともお好み焼きをセルフで焼く。同店1階にはもともと、鉄板付きの席があったが、昨年あたりから来店するタイ人が増え満席の状態が続いていた。

 近年タイ人の間でブームとなっている日本食。最近はすしや天ぷらだけでなく、ラーメンやお好み焼きなどのいわゆるB級グルメにも注目が集まっている。日本食の材料のうんちくや食べ方などを解説したグルメ雑誌が発行されるなど、日本の食文化への関心は高い。

 主なメニューは、豚玉(180バーツ)やミックス玉(220バーツ)など。関西風の同店だが、もんじゃ焼きの品ぞろえも豊富で、チーズ明太もんじゃ、梅豚もんじゃなども200バーツ前後で提供する。同店だけでしか食べられない「海老イカトムヤムもんじゃ」(170バーツ)、豚の肉とバジルを炒めた日本人にも人気のタイ料理「ガパオ」を入れた「ガパオもんじゃ」(170バーツ)も人気が高いという。

 オーナーの山本純平さんは「1度来たタイのお客さんが、次回はまた別な人を連れ来店するというかたちで口コミが広がっている。ソースの味や自分で焼く楽しさも支持される理由では。もんじゃを上手に焼くタイ人が増えてる」と話す。「満席だと炉端コーナーやすしコーナーに座って待ってもらうこともあったが、席が増えたので、以前通り日本人にもゆっくりお好み焼きやもんじゃを楽しんでもらえる」とも。

 営業時間は、11時~23時。

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