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小龍包で世界的に有名な台湾料理店、タイ進出-連日行列の人気に

来店客でにぎわう「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の店頭

来店客でにぎわう「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の店頭

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 セントラルワールド(BTSチットロム駅前)7階に6月1日、台湾台北市に本店を置く創業30年以上の点心専門店「Din Tai Fung(鼎泰豐=ディンタイフォン)」(TEL 02-646-1282)がオープンし、連日地元の若者らでにぎわいを見せている。

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 同店は「小龍包(ショウロンポウ)」を看板メニューに、シンガポール、マレーシア、インドネシア、日本、韓国、中国、アメリカ、オーストラリアなどにも展開する世界チェーン。1993年にはニューヨーク・タイムス紙で「世界の10大レストラン」として紹介されたこともある。

 連日行列ができるバンコク支店。「衛生面に注意を払っている」というオープンキッチンには、ひっきりなしに小龍包を包んで蒸し上げる10人以上の職人の姿が。店の入り口には手を洗うためのシンクを設置。店内にはテーブル70卓、約300席を設ける。

 同店を有名店に押し上げた「小龍包」の特徴は、薄すぎず厚すぎない生地と中に熱々の特製スープが入っていること。「豚のひき肉入り」(6個入り145バーツ、10個入り195バーツ)のほか、「カニ肉入り小籠包」「鶏肉小籠包」「ヤムイモペースト入り小籠包」「小豆入り小籠包」などがある。

 このほか「豚ひき肉ともち米の団子」(6個入り210バーツ)や伝統的な四川料理の「エビ団子のサワーチリソースがけ」(160バーツ)、「海藻のサラダ」(65バーツ)、「ジャージャー麺」(165バーツ)、「野菜と豚肉入りワンタンス一ブ」(155バーツ)、「クリスピーシュリンプのパンケーキ」(195バーツ)など、60~300バーツ程度のメニュー約100点を用意。食べ切れなかった料理を持ち帰る「ドギーバッグ」のサービスにも応じる。

 同店を運営するテスターフード(タイランド)のブランド・マネジャーのタウィカンさんは「入店までに20~30分ほどお待ちいただくこともある。整理券をお配りして先に注文をうかがうなど、なるべくお待たせしないように努めている」と話す。

 営業時間は12時~22時。

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