タイの百貨店最大手セントラルグループの本店「セントラル・チットロム」(BTSチットロム駅前)のG階に7月20日、食料品売り場「Central Food Hall(セントラルフードホール)」が国内随一の8万点の品そろえでリニューアルオープンした。
「全く新しい体験を」をコンセプトに設計された同フロア。世界10カ国から輸入したチーズは400種以上、3000種類を超える有機食品やオリーブオイル、穀物油、ハーブ油などの各種天然オイル、299バーツ~10万バーツ超の高級ワインまで約600種をそろえるワインセラーも設け、イギリスの食品関連の専門誌「The Grocer」からは「アジアのベストフードストア」と評されている。
地元のタイ人だけでなく在住外国人にも対応できるイートインゾーンも充実させる。新鮮な肉や魚介類を選べるゾーン「The Grill & The Catch & Central Wine Cellar」では、その場で調理した料理とワインを提供。
「リトル東京」ゾーンでは「Cafe de Tu」「シェ・レカミエ」「にゃんこのしっぽ」「浪漫館横浜」「ブーストジュース」「北海道ソフト」「JALUXコーナー」「北海道ミルク」などが出店。スイーツやカツサンド、カフェ飯など日本のグルメを充実させる。
「オリエンタルダイニングゾーン」では、タイ料理「Paranee」、中華「Lee Cafe」、東南アジアからインド料理まで幅広いエスニック料理を提供する「ブルーエレファント」も出店する。
フロア内には顧客のニーズに応えるための「パーソナルショッパー」と呼ばれるスタッフや、シェフの立場から料理や食材を紹介する「コンサルタント・シェフ」を配置。ギフト用のラッピングやバスケットのアレンジメントを受けるサービスコーナーも設ける。
セントラル・フード・リテールの広報マネジャー・スキアットさんは「2004年にオープンして以来のアップデート。品ぞろえを充実させ新しい体験をより楽しめるようにした」と話す。
営業時間は9時~22時。