アソーク交差点の一角に10月11日、フロアごとにカリブ、ローマ、パリ、東京、ロンドン、イスタンブール、サンフランシスコ、ハリウッドといった世界の有名マーケットストリートをテーマにした複合商業施設「ターミナル21」がオープンした。
延べ床面積14万5000平方メートルの同プロジェクト。ホテル機能を持った20階のサービスアパートメントとショッピングモール9階から構成される建物はL & Hプロパティによるもので、総事業費は60億バーツ。BTSアソーク駅とMRTスクムビット駅に接続するローケーションから中産階級の幅広い層をターゲットに開発した。
フロアごとに異なる異国情緒が楽しめる館内には、スーパーマーケット、50店以上のレストランやフードコート、600店以上のブランドやファッションのショップが出店。「AIジャパニーズビレッジ」「ちゃぶとん」「ココ壱番屋」「富士レストラン」「8番ラーメン」「粉屋カレーうどん」「モーモーパラダイス」「大戸屋」「吉野家」「東海焼肉」など日本食系のレストランも多数出店する。そのほか、上層階には8つのホールを持つ映画館やフィットネスセンター、スパなども。
同プロジェクト広報担当のプッタリーヤさんは「世界中の有名都市の魅力を凝縮したタイ最新の商業施設。ファッション、レストランからエンターテインメントまで充実しており、1日4万人~5万人の利用者を見込んでいる」と話す。
営業時間は10時~22時。