洪水の復旧作業進むタイで「モーターエキスポ」-被災企業含む40社参加

170万人以上の来場があった昨年の「Thailand International Motor Expo」の様子

170万人以上の来場があった昨年の「Thailand International Motor Expo」の様子

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 バンコク郊外のイベント会場「インパクト・アリーナ」(ムアントンターニー)チャレンジャーホールで12月1日、国内最大級のモーターショー「第28回タイランド国際モーターエキスポ2011」が開幕する。主催はインターメディアコンサルタント。

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 洪水によって甚大な被害が広がった今年。自動車関連企業も多く被災したが、各メーカーや部品のサプライヤーらの協力で開催にこぎ着け約40社が参加。「満開の自動車の花(Automobile blossoms in full bloom)」をテーマに新型車やコンセプトカーの展示、予約受け付けを行う。

 会場では今年84歳を迎えられる国王陛下をたたえビンテージカー60台を展示する特別イベントや、工学部の学生による自動車イノベーションコンテストの出展作品の展示会も実施。同イベントの関連商品を販売する「スーベニアゾーン」、レース関連用品「モータースポーツ・ゾーン」も例年通り人気が予想される。

 今回、スバルのブースではイギリス人ドライバーのラス・スウィフトさんを招き、巧みなドライビングテクニックを披露する「スタントドライブショー」を開催するほか、タイの伝統音楽、古典舞踊、ムエタイショーなど海外からの観覧者を楽しませる企画や来場者に抽選で賞品が当たる特別キャンペーンも予定する。

 広報担当のウィモンパンさんは「洪水の被害は今も続いているが、復興のためには貿易や投資など企業活動を止めることなく進めることが必要。参加された被災企業にとってこのイベントが復興の弾みになれば」と話す。

 開催時間は12時~22時(土曜・日曜・祝日は11時~)。期間中はBTS「モーチット駅」と会場間を結ぶ送迎シャトルバス(無料)を30分ごとに運行。入場無料。12月12日まで。

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