バンコクを拠点に日本のポップカルチャー関連イベントを企画している「ねぎぼうずタイランド」は3月9日~11日、タイの有名コスプレーヤーを帯同しミャンマーの最大都市ヤンゴンを訪問、現地で開催された「ジャパン・フェスティバル2012」に参加した。
ヤンゴンの若者を前に日本のアニソンを披露するタイのコスプレーヤー
民主化が進む同国に日本ブランドや日本製品を紹介するためにJETROが企画した同イベント。JETROの現地事務所の呼び掛けに応じて電機・カメラ・化粧品・食品など48社の日系企業が参加した。会場となったストランド・ホテルのボールルームには、3日間で延べ1万人を超える地元ミャンマー人が来場し、盛り上がりを見せたという。
「ねぎぼうずタイランド」は同イベント内の日本のポップカルチャーを紹介するショーの企画で参加。初音ミクなど人気キャラクターに扮(ふん)したタイ人コスプレーヤーが、世界中で人気の高いコスプレや日本のアニメソングを披露した。
同社の近藤秀和社長は「熱心に写真を撮る人も多く、ショーの記念撮影時には長蛇の列ができた。ヤンゴンには日本の漫画やアニメの好きな人たちのグループも存在し、かなり人気がある」と驚きを見せた。