大型トレーラーを改造したタイ初の移動式高級ブティック「リーボンズ・モービル(Reebonz Mobil)」が3月下旬、クリスタル・デザイン・センター(CDC)の駐車場を皮切りに開業した。
3,000万バーツを投じてシンガポールから輸入した40フィートのコンテナを、ブラックとゴールドを基調にした豪華なショールームに改装。防音ガラスとサインボードで囲まれた店内にはショーケースやエアコンを備えるほか、優雅なBGMも流す。
ターゲットはタイの主要都市に住むエグゼクティブで、取扱商品は「シャネル」「エルメス」「グッチ」「プラダ」「クリスチャンディオール」「コーチ」「マルベリー」など高級ブランドのバッグやアクセサリーが中心。会員制ショッピングサイトと連動する。
価格帯は1万~30万バーツで、クレジットカードでの支払いも受け付ける。ほとんど全ての商品がシンガポール経由の正規輸入品で各ブランドの保証付き。店員が商品についての説明やアドバイスも行う。当初3カ月はバンコク市内のビジネス街などで営業を行い、その後国内の主要都市に移動を予定する。
広報担当でDCコンサルタント・アンド・マーケティング・コミュニケーションズのチョンティチャーさんは「ITALTHAIタワービル内のショールームのほかオンラインで購入できるが、顧客のニーズに十分に応えられないため『リーボンズ・モービル』で直接お届けしたい」と話す。
営業時間は17時~22時。移動エリアやスケジュールはフェイスブックまたは電話(TEL 02-716-1222)で確認できる。